空間コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」を提供する株式会社スタイルポートへ出資しました。
Portfolio
2023.10.04
空間コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」を提供する株式会社スタイルポートへ出資しました。

ヤマトホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕)は、「KURONEKO Innovation Fund」を通じて、VR技術による仮想空間で不動産物件の内覧が可能なシステムや住宅の購入検討において必要な資料やコンテンツをクラウド上に集約するプラットフォーム機能を備えた空間コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV(ルーブ)」を提供する株式会社スタイルポート(本社:東京都渋谷区、CEO:間所暁彦、以下「スタイルポート」)へ出資を実行しました。

スタイルポートは、“不動産×テック”により、不動産業界における新しい価値創出を目指すスタートアップです。不動産業界での経験豊富な経営陣が集まり、3次元CG技術を基軸としたサービスを開発・提供しています。スタイルポートが提供する空間コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」は、購入検討者向けのVR内覧システム(ROOV walk)と不動産企業向けの販売支援システム(ROOV compass)が一体化したサービスツールです。大手不動産デベロッパー約100社が「ROOV」を採用しています。

今回、「KURONEKO Innovation Fund」は、スタイルポートのVR技術によって、購入検討者は現地に足を運ばなくても物件の空間をイメージできるだけでなく、家具を仮想空間上に配置することでより実物に近い部屋を再現できるなど、顧客体験の向上が期待できる点と、この技術を空間におけるDXと捉えた時に、物流を含む幅広い分野での利活用が可能な将来性を評価し、出資を決定しました。同ファンドのポートフォリオにスタイルポートを組み入れることで、スタイルポートの成長を支援するとともに、不動産分野におけるDXの知見を深め、新たな価値提供の実現に向けた検討を進めてまいります。

詳細はこちら